今回は、女性のお客様より「目立たなく、使いやすい補聴器」のご注文を頂きました。
○お客様のご要望
・一番は目立たないこと(耳掛け型は嫌)
・使いやすい補聴器
補聴器機種決定まで
○試聴時点から自声の響きはあまり気にならなかったことと、メガネ・マスクを使用することから、CIC型耳穴補聴器に決定
気になったのは・・・ご使用されている「メガネ」
レンズが厚く、凸レンズでした。
メガネのレンズから、お客様は「手元」がかなり見えずらいと予想でき、確認したところ予想通りでした。
補聴器は小さいく、また人間は年齢と共に指先の感覚がうすくなっていきますので、近くが見えにくい方は作り方によって使用感がだいぶ変わってきます。
ここから、いかにお客様にとって「使いやすい補聴器」になるかご提案です。
1.左右の判別がし易いよう右耳赤色・左耳青色のカラーシェルにて作成
2.電池ホルダーを開け易いよう「爪」を高く作成
3.つまみ易いよう取り出し用テグスを1mm長く作成
4.環境ごとにご自身で音を変えられる、メモリー切替ボタン仕様
5.外耳道の形状から、補聴器が抜けにくいようカナルロック仕様
6.ご自身の声がこもりにくいよう、ベント(通気口)をあけ作成
7.少しでも電池交換の手間が減るように電池を少し大きい(PR536→PR41)タイプにて作成
補聴器は、メガネと同じく「毎日、長い時間」身に着けるものとなります。
フエキ・サウンド・クリエイトは、少しでも使いやすく細部にこだわり補聴器をお作り致します。